【インタビュー】履くと特別な気持ちになる靴JUCO.

♥ ブランドのコンセプトを教えて下さい。

「履くと特別な気持ちになる靴」をコンセプトに、いつもより少し特別な日、気分を少し上げたい日、大切な人に会う日、JUCO.の靴を履いてほしい。
そんな気持ちを込めながら、手の感覚を大事にして、一点、一点、作っています。

Gather:バルセロナマーケットサンダル／¥38,850

♥ 靴を作りはじめたきっかけは何ですか？
また、ブランドを立ち上げようと思ったきっかけなどもあれば教えて下さい。

美術大学の卒業製作で、靴を使って作品のコンセプトを表現しようとし、作ったのがきっかけです。そのまま、趣味として靴作りを続けていたことから、ブランドがスタートしました。

♥ 名前までもかわいい靴のデザインはどのように生まれるのでしょうか？

デザインは日常や旅からインスピレーションを得ることが多いです。
それを落とし込むのに、色々な素材を見て，手を動かして、切って、貼って、ぐちゃぐちゃのラフを作って、そこから実践的な作りを職人さんに相談しながら作り上げていきます。具現化するのが難しい靴も多いので，職人さんの手仕事があってのJUCO.靴だと思っています。

Basic:王様のギザギザ歯型ブーツ／¥62,160

♥ JUCO.の靴づくりで大事にされていることやこだわりはなんでしょうか？

自分の感覚を大切にしています。
自分の感覚のポケットみたいなものが体の中心にあって、そのポケットの中にスポッと入るカッコイイ靴になるまで、試行錯誤をして、想像して、作ります。
自分から見ても心が踊るような靴を作ることを大切にしています。

♥ 靴づくりの様子

♥ シューズデザインだけでなく、アーティストのPVやCDジャケットなどのシューズ・アクセサリー製作など多彩に活躍されていますが、特に印象に残っているお仕事はありますか？

NHKのお仕事で靴のリメイクのお仕事をさせて頂いたのですが、衣装に合わせた靴作り、というのは面白かったです。役者さんがその衣装を来た時に、靴までバッチリ合うと、一回り大きく見えるのが素敵でした。靴って大切だなぁ、と感じた瞬間です。

Rug:ペルシャを駆抜けた風／¥38,850

♥ 今後の目標を教えてください。

変わらず、靴作りを続けていくこと、です。
また、最近は色々な人と仕事をさせて頂く機会が増えてきたので、これからも積極的に活動の幅を広げていきたいと思っています。

♥ 展示会情報

「かたまりとしわ。」
美しく重なる、質感たち。

＜東京展＞
‘12.4.17(Tue)-‘12.4.22(Sun)　12:00-19:00(最終日のみ17:00まで)　
場所／LODGE　http://www.kloka.com/lodge/
東京都港区西麻布3-2-47 ROOP ROPPONGIA棟1F

＜大阪展＞
‘12.4.25(Wed)-‘12.4.29(Sun)　12:00-19:00(最終日のみ17:00まで)
場所／細野ビルヂング
大阪府大阪市西区新町4-5-7 細野ビルヂング2F

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PROFILE
靴作家：JUCO.

1981年生まれ。東京造形大学環境計画先攻、卒業。
在学中より、靴で自己表現することを始める。
2006年9月より「JUCO.」ブランド本格始動。
2008年2月より浅草にアトリエを構える。
半年に一度の展示会にて発表するオリジナルシューズを中心に、アーティストのPVやCDジャケット、テレビなどの撮影用の１点物のシューズやアクセサリー製作などにも携わっており、多彩なクリエーションを多くの分野で発揮している。

★ブランドに関するお問い合わせ先
JUCO.(ジュコ)／Tel:03-5808-1322／info@jucojuco.com
http://jucojuco.com/