トムスOne Day Without Shoesキャンペーン参加レポ

靴を必要としている開発途上国の子どもたちへ200万足以上の新しい靴を贈り続けているシューズブランド、TOMS (トムス)の”One Day Without Shoes(1日靴を脱いで過ごそう) “キャンペーンが4月10日、世界各国で同日開催された。日本では午後12時より東京・原宿のキャットストリートから明治神宮前までのコースを靴を脱いで歩くイベントを実施。青空の下を裸足で歩く私たちの姿は表参道を行き交う人々に少なからずインパクトを与え、TOMSのコンセプトを広く共有できた有意義な時間となった。ちなみにTOMSという名称の由来はShoes For TomorrowのTomorrowを略したものなのだそう。この日アメリカ本社より参加したTOMS創業当時からのメンバー、Hajime氏がそう教えてくれた。

正午前、キャットストリートのTOMSショップ前で案内板を持った裸足のスタッフに誘導され集合場所のエルマーズカフェへ。続々と集まる参加者たちはみんな受付で配られたTOMSのシューズ袋に靴を入れて裸足でスタンバイ。

12時、リーダー涼子さんの号令とともにイベントがスタート。”One Day Without Shoes”キャンペーンの趣旨とこの日の歩行コース、注意事項などの説明の後、参加者代表でTOMSとも交流の深い道端カレンさんの挨拶とHajime氏による開会宣言を経ていよいよ出発！総勢50名ほどの裸足の集団がプラカードや旗を持って真昼のキャットストリートを歩き出した。この日、参加したメンバーで最年少は1歳8か月。｢子育てサイトでこのイベントを知り、子どもと一緒に参加しました｣とお母さん。

細かいじゃりを踏んでしまうとけっこう痛いと聞いていたので最初は注意深く足元を見ながら歩いていたが、キャットストリートも表参道の歩道も滑らかに舗装された石畳で思いのほか歩きやすかった。しかもこれだけ多くの人が往来する通りなのにゴミひとつ落ちていない。東京は本当に整備された街なのだと実感。一方スタッフの皆さんは通行する人たちにステッカーを配りながらイベントの趣旨を説明、皆さん足を止めて興味深く話を聞いてくれていた。
歩行中、意外にも厳しかったのは路面の温度差。日陰に入るととたんに足の裏がひんやり。ぽかぽか陽気だったにも関わらず少し歩いているだけで足元から体が冷えてくる。それが日なたに出ると一転、ちょうどいちばん日差しが強い時間帯だったこともあり路面はホットプレート状態。これが真夏だったらとても裸足では歩けない。しかも足の裏は｢驚くほど｣真っ黒。図らずも足を守るアイテムとしての靴の存在意義を再認識することに。

概ね30分ほどの裸足での歩行を無事に終え一行がエルマーズカフェに戻ると、入り口に足を洗うバケツとタオルが用意されていた。順番に足を拭いて靴を履きカフェ内へ。と思いきや、｢気持ちいいのでもうちょっとこのままで｣と引き続き裸足でいる人も多かった。その後、用意されたフードとドリンクを楽しみながら、歩いたメンバーとスタッフみんなで心地よい疲労感と達成感を分かち合う。｢今日、集まってくれたみんなに感謝。みんなの思いが世界を変える。全世界、みんながつながっていることを感じてください｣というHajime氏の言葉が心に残った。

参考記事
http://www.shoecream.net/news/articles/120402/001434/

TOMS Shoes／http://www.tomsshoes.jp/

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