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造形美に惹かれ、ファッションアイテムとして楽しむ。とにかく靴が好き。

サトミさん

photo&text:ShoeCream

Vol.013

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高校生からアメリカに留学して、大学ではアートを学んでいました。昔から絵を描くのが大好きで、作品のモチーフによく靴を使っていました。靴の造形的な美しさにとても惹かれます。靴の作品は、色々な意味で私にとって特別でした。絵を描くことに葛藤していた時、一枚の靴の絵が先生の目にとまって大学の作品展に出展しました。その作品を大学が買い取ってくれました。初めて売れた自分の作品が靴の絵だったんです。実は自分では上手く描けたと思えなかったのですが、勢いやエネルギーみたいなものが現れていたんだと思います。周りに評価されることで、自分の作品に新しい発見がありました。


靴の絵を描くくらいですから、ファッションアイテムとしてもとにかく大好きです!10代や20代のころは、履き心地なんて全く気にしていませんでした。かわいくてヒールの高い靴ならなんでもいいんです。絶対にハイヒール!15cmくらいお手のものでしたね。アメリカでは夜着飾って遊びに行く習慣がありますから、若い頃はちょっと背伸びをしてオシャレを楽しんでいました。


アメリカにはチープでかわいいドメスティックブランドが沢山あります。安いからついつい沢山買ってしまうんです。色が素敵な靴に弱いですね。パッとした印象で一目惚れすることが結構あります。今は日本で仕事をしていますが、海外はよく行きます。アジアにもチープでカラフルな靴が多いので、お土産に靴を買うのはお決まりみたいな感じ。この赤と黄色のコンビネーションサンダルは台湾で見つけました。5000円位じゃなかったかな?安いでしょ!こんなにかわいくて安かったら、履き心地なんて気にせず買っちゃいます(笑)。

帰国してから、化粧品関係の会社で営業をしていたのですが、その時は靴を選ぶのにとても気を使いました。歩きやすくてフォーマルだけど、ベーシック過ぎずセンスのいい靴を探しては買っていました。営業は歩きやすさが重要ですね。でも化粧品という業界なので、地味でコンサバなイメージにもしたくない。センスがあって、営業向きのファッションという微妙なラインを模索していました。その後外資の証券会社に勤めたのですが、今度は外に出ることがほとんどない仕事。以前よりはかなりカジュアルな靴でもOKな社風でした。ブーツやサンダルも履けるようになったけれど、仕事がハード過ぎて!そんなことを満喫している暇もなかったです(笑)。

仕事の影響や年齢を重ねてライフスタイルが変わったことで、履き心地も靴選びに必要な要素になってきました。その点では日本製の靴はやっぱりクオリティが高いですよね。それに細かいディティールが美しい。ちょっとした部分のデザインが凝っていると素敵だなと思います。日本的な美しさを感じます。黒いパンプスなどベーシックなラインは一通り揃えてしまったので、普通の靴はほとんど買いません。少し変わったデザインや、キレイな色の新作を、気ままに購入しちゃいます。ぷらっと入ったお店でそういった靴を見つけると、もうレジにいますね。平均すると年間10足くらい購入しているかな。ハイブランドももちろん素晴らしいですが、手頃な値段の靴を沢山買って楽しむ方が昔から好きなんです。若い頃は大好きな靴で自由に思い切り楽しんできました。今は仕事やプライベートそれぞれで、必要な楽しみ方をしています。いずれにせよ靴が大好きだから、どんなシーンでもポジティブなアイテムです!

大好きな靴の話を伺うとサトミさんの軌跡を知ることができました。学校でも仕事でも、何かを考える切っ掛けになる靴との関係。人生をより楽しむためにポジティブに靴を選ぶ、想像するだけで新しい靴との出会いがワクワクします。

▼PROFILE
ニックネーム:サトミさん

高校生からアメリカに留学し、大学ではアートを学ぶ。帰国後は堪能な英語を活かして、ゴールドマン・サックスでの激務をこなすという経験も。外国はタイが大好き。





[写真一段目]
■刺繍ショートブーツ
葉っぱの刺繍に一目惚れ。あんまり見ないデザインでしょ。
[写真二段目]
■Tストラップサンダル
台湾で見つけたお買い得品。色もデザインも好みで5000円?くらい!
[写真三段目]
■ブルーグレーのパンプス”
ヒールに入ったステッチに惹かれた。細かいディティールにこだわりを感じると欲しくなる。
[写真四段目]
■ピンクベージュのパンプス
シンプルなパンプスだけど、ちょっとデザインされているところがいい。ピンクベージュもキレイで、少しアンティックレザー風の加工がされているのがお気に入り。


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