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靴が足をキレイに見せてくれるから、堂々としていられるのかも

出版プロデューサー 柳舘 由香さん

photo:ShoeCream text:Yoko Shiba

Vol.008

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10年前、ロンドンに行った時に、デパートでキレイな靴を見て「あらっ!これ履いたら、足がキレイに見えそうな気がする」と直感的に思ったんです。ヒールが10cmあるsergio rossiのストラップサンダル(写真)だったんですけど、履いてみたら、すごく高いヒールのはずなのに歩きやすいし、かっこよかった。これなら私にも履ける!みたいな(笑)。50,000円を超える靴を買うのは初めてだったのですが、迷うことなく「ほしい!」と思って買ってしまいました。10年経った今でも履き心地は変わりません。履いた時、つま先からかかとまでの体重の分散具合が絶妙な感じで、また、かかとが浅くなっているので歩いていて当たらないから、すごくラクなんです。この靴との出会い以来、足がキレイに見えて、かつ、歩きやすい、そういう靴を求めて、時間があるとデパートの靴売り場で何時間も靴を見るようになりましたね。


靴は平均して月に1足のペースで買っています。ほとんど素足で履くので痛むのも早いけど、靴は消耗品と割り切ってリーズナブルな靴は履きつぶすつもりでどんどんローテーションしています。逆に、デリケートなデザインのとっておきの靴は、パーティー会場まで持って行って履き替える、くらいの気の遣いよう(笑)。2、3年前までは、自宅に100足はありましたね。今はだいぶ整理しましたけど、それでも大家族(7人)用に設計してある靴箱なのに、母と祖母と妹と私の、女4人の靴だけで満杯になっちゃって・・・。納戸に靴を置くスペースを作ってもらっても、まだ入りきってない(笑)。最近は「ひとり棚1 列まで」と決められてしまったので、仕事場にもちょっと避難させています。これまでに何足ぐらい買ったか?え~コワイんですけど、200足は買ってるはず・・。その中で今、勝負の1足、と言われたら、昨年の夏に買ったLuxageのパンプス。これ、SEX and the CITYの試写会に行くのに、どれを履いていこうか思い悩んだ挙句に「やっぱり、買わなきゃ!」って、そんな動機で買いました!


フリーランスで出版プロデュースの仕事を始めて8年目です。OLの時より、今の方が取材とか歩く機会が多いから、より歩きやすい靴を選ぶのが本当なんでしょうけど、なんか前よりヒールは高くなったかも・・・。カジュアルな服装でも靴だけはピンヒールを履くとか、人にはわからない自分だけの優越感、お守り的な感じ?「今日はお気に入りの靴を履いてるんだ」「ベージュの靴だから足が長く見えているはず」という思い込み?があるから堂々としていられるのかもしれませんね。MANOLO BLAHNIKですか、うーん、もうちょっとがんばってから、ですかね。


10年前にsergio rossiの靴と運命的な出会いをした柳舘さん。ブランドや流行に固執せず、自分の足をキレイに見せるための靴を追求してきた結果、「色はベージュ、ヒールは7cm以上」がストライクゾーン。ベージュは足が長く見えるし、ハイヒールを履いた後姿は、ふくらはぎから足首までと、靴のかかとからヒールにかけての‘くびれライン’のコントラストが美しいのだそうです。



▼PROFILE
柳舘 由香
Yuka Yanagidate
出版プロデューサー
おもなプロデュース作品に『プチプチ Official Book』(エンターブレイン)、『すべてがわかるアロマテラピー大事典』『365日のアロマレシピ』『よくあたる!バースデイ数秘占い』(永岡書店)『マングローブが教えてくれた働き方』(ブルース・インターアクションズ)、『プレスリリースはラブレターだ(仮)』(万来舎・近日刊)など多数。目下、映画の脚本執筆の構想中

[写真上]
■sergio rossi スエードサンダル
薄いソールと細いヒールのシルエットがオブジェのように美しいサンダル。かかとの重心が正確に計算されたバランス配分で、ヒールが10cmあっても疲れない。「10年前の靴なので、つま先の形がイマドキじゃないですが、後姿はまだイケてる(笑)」
[写真中]
■NAUGHTY MONKEY ウェッジソールパンプス
アメリカ在住の方から頂いたスパンコールと刺繍が繊細に施してあるドレッシーなパンプス。「糸がほつれないようにパーティー会場までは持参して履き替えています」
[写真下]
■Ibiza CAMBELL ブルーパンプス
カラータイツと組み合わせるとハート柄が際立つ、遊び心がいっぱいなデザイン。つい昨日、一目惚れして買ってしまったそうで、「服を買いに行って、靴、買っちゃいました、みたいな(笑)」


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