SHOE MANIAX

スーツケースには、くるくるブーツとバレエシューズ

ジェーンさん

photo:ShoeCream text:Yoko Shiba Vol.012

mania06_main.jpg

仕事でよく海外に行っていると「時差ボケしませんか」と聞かれますが、もう10年以上もこういう生活なので慣れました。カラダよりむしろ頭の時差ボケが問題かも(笑)。3年前の話をつい先日のことのように話したりして、友達に「あなたの『こないだ』は全くあてにならない」と笑われます。


海外出張では現地で履く靴をT.P.O.に合わせて数足スーツケースに用意していきます。この黒のスエードブーツ(写真)はアムステルダムの小さな靴屋さんで出会いました。靴底にはPK MADE IN GERMANYとあるけどブランドはよくわかりません。でも履くとシルエットがキレイだし、何よりも筒の部分がくるくると丸められるからスーツケースにパンプスぐらいのスペースで収納できて本当に重宝!寒い時期の出張でブーツは必需品です。たとえば冬のニューヨークは歩道がけっこう凍っているので滑りにくいソールの靴じゃないと危ないし、石畳の道が多いヨーロッパは滑るというより歩きにくいので、靴底がしっかりしたものじゃないと足が疲れてしまいます。しかも、どちらも真冬は本当に寒さが厳しいので防寒も兼ねて外歩きにブーツが大活躍なのです。


バレエシューズも渡航先で便利な靴のひとつです。このrepetto(レペット)は今年の夏にパリで購入、日本円で2万3千円ぐらい。ベーシックな色よりもあえて赤を選びました。デニムパンツやスカート何でも合うので気に入っています。現地で夜レストランに行く時にはヒールのある靴を履かないと他のお客さまやお店に失礼なのでNGですが、ランチなら大丈夫。スーツケースの中でも場所をとらないので助かります。





海外に行く機会が多いからといって格別ブランドやショッピング事情に精通しているとは思いませんが、ここに行ったら必ず立ち寄るというお店はいくつかあります。パリのセレクトショップCOLETTE(コレット)、ロンドンの老舗百貨店Harvey Nicholls(ハーヴィー・ニコルズ)、ニューヨークではBARNEYS NEWYORK(バーニーズニューヨーク)のデニム売場。そのシーズンで最もアピールしたいスタイリングをディスプレイしているから参考になります!靴を見るなら、アメリカのデパートの靴売り場は充実していますよ。ブランド品がSALEで出ていたり、パーティー用の靴なども安くて品ぞろえが豊富だと思います。シンガポール高島屋の1F靴売り場もオススメです。昨年ここで買ったゴールドのミュールはワンピースにもスカートにもパンツにも合わせやすく万能な1足。トゥの「アミアミ」部分が足を支えてくれるので意外と疲れなくて愛用しています。60シンガポールドル(日本円で4千円弱)でしたが、2シーズン履いてもインナーソールの傷みも少なくて満足度が高いお買い物でした。

日本でもデパートはよく利用しています。有楽町西武の地下の靴売り場はそのひとつ。ハードな出張の後などに立ち寄ってしまうと「頑張った自分へのご褒美」と、つい財布のひもが緩みがちなので危険な場所でもあります(笑)。お気に入りのひとつ、カーキ色のブーツは4~5年前に地元デパートの靴売り場でみつけたもの。バーゲン品で2万円ぐらいだったと思います。当時ブーツと言えばまず黒、つま先やヒールが細くてフィットタイプのロング丈が主流。でも私はもう少し丈が短くてつま先がスクエアか長靴みたいな「ボコっとした」タイプがいいなと思って探していました。これはヒールのかたちも大きめで全体のバランスがイメージにぴったりでした。黒がたまたま売り切れでカーキ色を買いましたが、カラータイツともよく合うからこの色でよかったと思っています。

ちなみにこのブーツの手入れには鞄用クリームを塗っています。茶色の靴クリームがなかったので鞄用を塗ってみたところ、けっこうよかったので続けています。5年以上履いているわりには光沢あるでしょ?あと、意外と知られていないオススメグッズが100YENショップの靴袋(写真)。靴屋さんで見るとけっこう高いものが多いですが、100円で十分、丈夫だしスーツケースの中を整理しやすいので本当に使えます。ぜひお試しを(笑)。





実用的で無駄がない、しかもT.P.O.に合わせてきちんと足元を飾る靴たち。「完璧はありえない、最大公約数を心がけます」とおっしゃるジェーンさんの仕事に対するプロフェッショナルな姿勢が靴を選ぶセンスにも感じられました。100YENショップの靴袋、さっそく使ってみます。

▼PROFILE
ニックネーム:ジェーンさん

某大手企業に勤務するワーキングウーマン。海外出張の多いハードな生活を癒してくれるのはクリスピークリームドーナッツと愛犬のチャッピー君。最近、子どものころからの夢だったクラシックバレエを習い始めた。

[写真一段目]
■スエードロングブーツ
アムステルダムの小さな靴屋さんで見つけたスエードブーツ。「UGGのニットブーツと並んでディスプレイされていました」エレガントなシルエットながらくるくる丸めるとスーツケースの中でコンパクトに収まるスグレモノで、大活躍しているそう。
[写真二段目]
■バレエシューズ/repetto・UNITED ARROWS
デニムにもスカートにも合うバレエシューズは旅先でも便利。特にrepettoが好きで、パリでは本店、プランタン店、サンジェルマン店の3店舗をチェックするそう。「各店ちょっとずつ品ぞろえが違うので」
[写真三段目]
■サンダル/OKA b. “イザベラ”
自宅近くのセレクトショップで購入した撥水性バツグンのサンダル。素材にココナッツの成分が練り込んであるのでデオドラント効果も。「丈夫でかさばらないし、履き心地いいですよ」
[写真四段目]
■トングサンダル/VINCCI
イタリアのVICINI(ヴィチーニ)?!いえいえ、VINCCI(ヴィンチ?)。マレーシアのクアラルンプールで見つけたそう。日本円に換算して¥2,000ぐらいで購入。「ネイルサロン用のサンダルとしても重宝しています!」
[写真五段目]
■ミュールと100YENショップの靴袋
ミュールは昨年夏にシンガポール高島屋で買ったもの。「アミアミ」部分がしっかり足を支えてくれるので意外と疲れないそう。100YENショップの靴袋はジェーンさん絶賛の旅支度アイテム。「これで十分。本当に使えますよ」

BACK NUMBER
110123

My Favorite Shoes「攻めてる感じ

Jan.23.11

EXTRAORDINARY JANE デザイナー 佐久間純さん

photo&text:ShoeCream Vol.015

…続き
100326

High-heels are the girl’

Mar.26.10

N.Y.在住フォトグラファー ニコラさん

photo&text:hanako sasaki Vol.014

…続き
100122

造形美に惹かれ、ファッションアイテムとして楽しむ

Jan.22.10

サトミさん

photo&text:ShoeCream Vol.013

…続き
091015

スーツケースには、くるくるブーツとバレエシューズ

Oct.15.09

ジェーンさん

photo:ShoeCream text:Yoko Shiba Vol.012

…続き
090903

まずは、好きになることから

Sep.03.09

シナリオライター 珠希けい さん

photo:ShoeCream text:Yoko Shiba Vol.011

…続き
090730

履いて気合を入れ、見て和む。靴は大切なパートナー

Jul.30.09

GONさん

photo:ShoeCream text:Yoko Shiba Vol.010

…続き